さっぽろ薬膳スクール身土不二です。
本日は薬膳で考える便秘を5つに分け、症状や解決策をお伝え致します。
薬膳で考えるタイプ別便秘改善の5選
まず、タイプ5つを見てみよう
- 熱がこもっていて便が乾燥
- ストレスが多く気の巡りが悪い
- 気が足りなくいきめない
- 血が足りないことでコロコロ便
- 冷え性で腸の動きが鈍い
乾燥タイプ
お酒や辛い物をとりすぎて胃腸に熱がこもると、水分が蒸発して便が乾燥し硬くなり出づらくなり、便秘の原因になります。
【原因】
揚げ物や辛い物が好き、お肉やお酒が好きで野菜をあまり食べない方はなりやすいです。
【症状】
暑がりで、顔や目が赤い、汗っかき
【食べて欲しい食材】
- バナナ
- ヨーグルト
- パイナップル
- 豆腐
など
【NGな食材】
- 生姜
- ニラ
- 牛肉
- 香辛料
など
気の巡りが悪いタイプ
元気だけど、気(エネルギー)の巡りが悪いと、ストレスなどで緊張して「張り」と言う症状になりリラックスできない状態で気が張るとお腹も張って便秘に
【原因】
ストレス
【症状】
ガスが溜まる、お腹のはり、生理前に胸の張り、胸のはりで肩こり
【食べて欲しい食材】
- 柑橘系
- ハーブ
- 大根
- かぶ
- そば
香りの食材でリラックスさせましょう。
いきめないタイプ
過労や病後、産後、多汗、多尿など、気(エネルギー)が足りないと、大腸の便を押し出す力が低下し、いきむのも大変なタイプ。
【原因】
寝不足や疲れ、加齢、病後などで気(エネルギー)が不足
【症状】
疲れやすい、元気がない
食べて欲しい食材】
- じゃがいも
- きのこ類
- りんご
- 栗
- ナッツ
コロコロ便タイプ
血(栄養、潤い)が足りないと乾燥しウサギのようなコロコロ糞になり、生理後に便秘が酷くなる人はこのタイプ。特に女性のは血不足です。
【原因】
栄養や血が不足、寝不足、目の酷使
【症状】
コロコロ便、生理後に便秘になる
【食べて欲しい食材】
- ほうれん草
- ナッツ
- クコの実
- ドライフルーツ
- 黒きくらげ
など
動きが鈍いタイプ
冷え性で腸の動きが鈍くなったり、悪くなること。
ここで、冷えてるのにバナナ、ヨーグルト、生野菜、スムージーを採ってしまうと体はさらに冷えるので気をつけよう。大切なのは体を温める食材をとること。
【原因】
体の冷え(温める機能の低下)、虚弱体質、病後、高齢者など体力の低下
【症状】
冷え性で便秘
【食べて欲しい食材】
- かぼちゃ
- ねぎ
- にら
- えび
- シナモン
- フェンネル
- 黒糖
- 紅茶など
※体をあたためること
起床時や寝る前に「紅茶+シナモンパウダー+黒糖」を
【NGな食材】
- 生野菜
- スムージー
- バナナ
- ヨーグルト
全タイプにおすすめ食材
・アボカド・蜂蜜・黒ゴマ
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